旅を愛する作家や芸術家などによって結成された「日本旅のペンクラブ」が
1988年(昭和63年)に制定。1689年(元禄2年)5月16日(旧暦3月27日)、
俳人・松尾芭蕉(まつお ばしょう 1644~1694年)が江戸を立ち、
『おくのほそ道』(奥の細道)の旅へ旅立った。隅田川から日光街道を
北へ進み、下野・陸奥・出羽・越後・加賀・越前など、彼にとって未知の
国々を巡る旅は、全行程約600里(約2400km)に及ぶ徒歩の旅であった。
芭蕉は体が弱かったため困難も多かったが2年後の1691年(元禄4年)に江戸に帰った。
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