季節の移り変わりの目安となる「雑節」の一つ。「立春」(2月4日頃)の前日で
「大寒」(1月20日頃)から約15日目にあたる。「節分」の日付は、近年では
2月3日となることが多いが、2021年(令和3年)は2月2日であった。「節分」が
2月2日となるのは、1897年(明治30年)2月2日以来、124年ぶりである。なお、
2022年(令和4年)の「節分」は再び2月3日となる。冬の節が終わり、春の節に
移る。この時期だけでなく、本来は「立夏」(5月5日頃)、「立秋」(8月7日頃)
「立冬」(11月7日頃)の前日をそれぞれ「節分」という。太陰暦(太陰太陽暦)
では「立春」を年の初めと定めており、「立春」の前日すなわち「大寒」の最後の
日にあたるこの「節分」を特に重視した。季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると
考えられていたため、それを追い払う意味で「豆まき」が行われる。一般的には
「福は内、鬼は外」と声を出しながら豆をまき、年齢の数だけ豆を食べ厄除けを行う。
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